梅田地下街の老舗串カツ店「松葉」自主退去へ 60年超す歴史に幕

大阪・梅田の「大阪駅前地下道」の拡幅計画に絡む立ち退き問題で、大阪市の退去命令を拒否していた5店のうち、串カツ店「松葉」など2店が16日、自主的に退去すると市に申し入れた。事件の経緯についてまとめ。

○違法串カツ店が自主的に退去へ

串カツ店「松葉」
串カツ店「松葉」(同市北区)が16日、自主的に退去する方針を決めた

大阪・梅田の「大阪駅前地下道」の拡幅計画に絡む立ち退き問題で、大阪市の退去命令を拒否していた5店のうち、串カツ店「松葉」など2店が16日、自主的に退去すると市に申し入れた。
出典 大阪駅前地下道、「松葉」など自主退去へ 60年超す歴史に幕  :日本経済新聞

JR大阪駅前の地下道を不法占拠しているとして、大阪市から立ち退きを求められていた串カツ店「松葉」(同市北区)が16日、自主的に退去する方針を決めた。
出典 串カツ有名店、自主退去 – BIGLOBEニュース

松葉は60年以上続く有名店。サラリーマンらに庶民の味として親しまれてきた名物店が姿を消すことになった。
出典 串カツ有名店、自主退去=大阪市の強制撤去前に – WSJ

17日にも明け渡すとみられ、庶民の味として親しまれてきた名物店は60年を超す歴史の幕を閉じた。
出典 大阪駅前地下道、「松葉」など自主退去へ 60年超す歴史に幕  :日本経済新聞

○事件の発端と事件の経緯

地下道では戦後、市が占用許可を出した店舗に営業を認めてきた。松葉は1954年ごろから許可を得て営業。大阪駅に続く階段脇の2坪に満たない空間に店を構えていた。
出典 串カツ有名店、自主退去=大阪市の強制撤去前に – WSJ

地下道はJR大阪駅と阪神百貨店の間の約220メートルで42年完成。拡幅工事は、同百貨店が入るビルの建て替えに伴い実施が決まり、市は松葉など各店の道路使用許可を昨年9月末に打ち切り、立ち退きを求めた。
出典 大阪駅前地下道、「松葉」など自主退去へ 60年超す歴史に幕  :日本経済新聞

しかし5店は「一方的だ」などと拒否。市は今月8日に道路法に基づく不法占用物件の除却命令書を、11日には行政代執行法に基づく戒告書を交付した。
出典 大阪駅前地下道、「松葉」など自主退去へ 60年超す歴史に幕  :日本経済新聞

松葉は退去命令の執行停止を申し立てたが、大阪地裁が12日却下し、市は強制撤去を検討。チケット店は16日に自主退去を始めた。
出典 串カツ有名店、自主退去=大阪市の強制撤去前に – WSJ

代理人は自主退去を決めた理由について「裁判所の決定を受けた判断」としており、強制撤去が事実上避けられなくなって追い込まれた格好。退去日は今後決める。
出典 串カツ有名店、自主退去=大阪市の強制撤去前に – WSJ

○常連客「寂しい」「仕方ない」の声も


店内の様子

休業中の店舗の前では常連客らが名残を惜しんだ。「憩いと文化を支えてくれてありがとう」。店の前には、感謝の張り紙が張り付けられていた。
出典 串カツ「松葉」自主退去、常連客「寂しい」 「仕方ない」の声も – BIGLOBEニュース

「小さいころから見てるんでね。無くなるのはやっぱり寂しい」。兵庫県尼崎市の会社員、中西孝さん(56)は退去を惜しんだ。大人になってからは、仕事帰りに「ちょっと飲みたいな」というときに利用していた。「手軽で庶民的な雰囲気が好きだった」と退去を残念がる。
出典 串カツ「松葉」自主退去、常連客「寂しい」 「仕方ない」の声も – BIGLOBEニュース

一方で、通勤などで通路を使っているという大阪市都島区の会社員(64)は「代わりの店はいくらでもある。そのうち『ああ、あったなあ』というぐらいになるだろう。公共工事なので仕方がない」と淡々と語った。
出典 串カツ「松葉」自主退去、常連客「寂しい」 「仕方ない」の声も – BIGLOBEニュース


「橋下徹は東京へ行け!」串カツ店の松葉に貼り紙

地裁認定「退去も会社存続危ぶまれず」

松葉側はまず除却命令の執行停止を申し立てたが、大阪地裁は12日に申し立てを却下。さらに、戒告の執行停止の申し立てについても、15日付で却下する決定を出した。
出典 【ウメチカ立ち退き】串カツ松葉の余剰利益「3500万円超」 地裁認定「退去も会社存続危ぶまれず」(1/2ページ) – 産経WEST

地裁は決定理由で、松葉が昨年11月30日現在、現金や預金などの流動資産が7200万円以上ある一方、買掛金や未払金などの流動負債が約2700万円にとどまり、3500万円を超える利益剰余金を有していると指摘。
出典 【ウメチカ立ち退き】串カツ松葉の余剰利益「3500万円超」 地裁認定「退去も会社存続危ぶまれず」(1/2ページ) – 産経WEST

店を強制撤去されても会社の存続は危ぶまれず、別の店で営業を続けることは可能だとし、「行政目的の達成を一時的に犠牲にしてまでも救済しなければならない損害とはいえない」とした。
出典 【ウメチカ立ち退き】串カツ松葉の余剰利益「3500万円超」 地裁認定「退去も会社存続危ぶまれず」(1/2ページ) – 産経WEST

「(Q.別の場所での営業予定は?)新しい店舗は今のところ全く未定。(Q.会社の存続は?)全て未定です」(石川直基弁護士)
出典 「大阪駅前の地下街の老舗串カツ店「松葉」、自主退去へ」 News i – TBSの動画ニュースサイト

○ネットの声

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