ロヒンギャ支援4億円 岸田外相が支援表明 なぜロヒンギャは「孤立無援」なのか

岸田文雄外相は20日、ミャンマーの少数民族ロヒンギャらが船でインド洋を漂流している問題に関し、国際機関を通じて350万ドル(約4億3千万円)を支援すると表明した。問題をまとめ。

○日本がロヒンギャ支援へ

岸田文雄外相
岸田 文雄(きしだ ふみお、1957年〈昭和32年〉7月29日 – )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(8期)、外務大臣(第147・148代)

岸田文雄外相は20日、ミャンマーの少数民族ロヒンギャらが船でインド洋を漂流している問題に関し、国際機関を通じて350万ドル(約4億3千万円)を支援すると表明した。
出典 ロヒンギャ支援に4億円 岸田外相が講演で表明 – 47NEWS(よんななニュース)

ミャンマーで抑圧され、密航が問題となっているイスラム教徒少数民族ロヒンギャに対し、350万ドル(約4億3200万円)を支援すると表明した。
出典 イスラム教徒少数民族ロヒンギャに4億円支援 岸田外相が表明 – 産経ニュース

難民化しているミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャへの支援策を正式に表明した。
出典 イスラム教徒少数民族ロヒンギャに4億円支援 岸田外相が表明 – 産経ニュース

日本がロヒンギャ対策で財政支援するのは初めて。
出典 ロヒンギャ支援に4億円 岸田外相が講演で表明 – 47NEWS(よんななニュース)

「インド洋における女性や子供を含む非正規移民の問題で、国際機関を通じた支援を決定した」と述べた。
出典 イスラム教徒少数民族ロヒンギャに4億円支援 岸田外相が表明 – 産経ニュース

○ロヒンギャ族ってなに?


迫害に苦しむロヒンギャ族

ロヒンギャとは、ミャンマーのラカイン州(旧アラカン州)に住む人々である。
出典 ロヒンギャ – Wikipedia

ロヒンギャにとって宗教は大切なものであり、イスラーム教が主流である。
出典 ロヒンギャ – Wikipedia

ロヒンギャは、仏教徒が圧倒的多数を占めるミャンマーで暮らすイスラム系の少数民族。
出典 コラム:ロヒンギャ「孤立無援」のなぜ| Reuters

彼らの敵対勢力の多くは、ロヒンギャが民族的に異なる集団だと認めるのを拒んでいる。ロヒンギャはベンガル人であり、ミャンマーにいるのは不法移住の結果だというのが、同国当局などの主張だ。
出典 コラム:ロヒンギャ「孤立無援」のなぜ| Reuters

○なぜミャンマーから逃れるのか


ロヒンギャ族の難民を乗せ、タイのリペ島沖を漂流していた船

ミャンマー当局がロヒンギャを自国民として認めていないことで、彼らは「アパルトヘイト的な状況」に置かれている。
出典 コラム:ロヒンギャ「孤立無援」のなぜ| Reuters

国際的非営利組織(NPO)「人権のための医師団」の2013年の報告書によれば、1991年5月から1992年3月までの間に、合計26万人以上のロヒンギャが国外に脱出。
出典 コラム:ロヒンギャ「孤立無援」のなぜ| Reuters

その背景には「土地収奪や強制労働、レイプや拷問、即決処刑を含むビルマ軍による人権侵害」があったという。
出典 コラム:ロヒンギャ「孤立無援」のなぜ| Reuters

○近隣諸国はなぜ受け入れないのか


ロヒンギャ族の難民キャンプ

一般に、ミャンマーの多数派である仏教徒から迫害を受けているため世界各地へ亡命していると説明され、UNHCRは関係諸国に保護を求めている。
出典 ロヒンギャ – Wikipedia

マレーシアとインドネシアは、財政的に余裕がないというのを理由に、これまで繰り返しロヒンギャの受け入れを拒んできた。
出典 コラム:ロヒンギャ「孤立無援」のなぜ| Reuters

このため、母国での迫害を逃れて、国外へと脱出するロヒンギャの人々は周辺国でも不法入国者として罰せられることが多い。
出典 ロヒンギャ – Wikipedia

タイでも、海路で避難したロヒンギャは違法な「移住労働者」、またはパタニ連合解放組織などの南部(深南部)のテロに繋がる危険な「ムスリム」として、強制送還が行われている。
出典 ロヒンギャ – Wikipedia

○なぜミャンマー政府は動かないのか


ロヒンギャ族の子供たち

ミャンマーには昔から住んでいるムスリムも多いが、ロヒンギャ族に対してだけは政府が厳しい姿勢を取っても、国内にそれを非難する声は少ない。
出典 【アジアの目】困窮「ロヒンギャ族」を戦闘資源“草刈り場”にするイスラム過激派 国際社会は無力(1/3ページ) – 産経ニュース

圧倒的大多数の仏教徒に反対の姿勢を取ることは、危険な政治的運動だとみなされるのだ。
出典 コラム:ロヒンギャ「孤立無援」のなぜ| Reuters

民政移管後に国会議員になったアウン・サン・スー・チー氏は大多数の国民の声を気にしてか、ロヒンギャ族を支持するような発言はほとんどしなくなった。
出典 【アジアの目】困窮「ロヒンギャ族」を戦闘資源“草刈り場”にするイスラム過激派 国際社会は無力(1/3ページ) – 産経ニュース

ミャンマーの民主化と改革のため長年戦ってきたノーベル平和賞受賞者のアウン・サン・スー・チー氏でさえ、ロヒンギャ問題については沈黙を守っている。
出典 コラム:ロヒンギャ「孤立無援」のなぜ| Reuters

○問題の原因は何か


ミャンマー国内に住むロヒンギャの人々

ビルマ人の歴史学者によれば、アラカン王国を形成していた人々が代々継承してきた農地が、英領時代に植民地政策のひとつである「ザミーンダール制度」によって奪われ、チッタゴンからのベンガル系イスラーム教徒の労働移民にあてがわれたという。
出典 ロヒンギャ – Wikipedia

この頃より、「アラカン仏教徒」対「移民イスラーム教徒」という対立構造が、この国境地帯で熟成していったと説明している。
出典 ロヒンギャ – Wikipedia

一方でミャンマー国内では、イスラム教は脅威だとしてムスリム排斥を主張する「969運動」の指導者、ウィラトウ師を支持する声が多く、ムスリムと仏教徒との対立は、さらに先鋭化しそうだ。
出典 【アジアの目】困窮「ロヒンギャ族」を戦闘資源“草刈り場”にするイスラム過激派 国際社会は無力(3/3ページ) – 産経ニュース

そもそも英国が、植民地時代にラカイン族から土地を取り上げてロヒンギャ族に与えたことが、現在の対立の遠因であるのを忘れてはならない。
出典 【アジアの目】困窮「ロヒンギャ族」を戦闘資源“草刈り場”にするイスラム過激派 国際社会は無力(3/3ページ) – 産経ニュース

○群馬・館林のロヒンギャ族、難民認定されず8年


友人の支援で生活するロヒンギャ族のアウンアウンさん。ヤンゴンに残る家族が心配でたまらない。「助けられなくて、すごく恥ずかしい。会いたい」

群馬県館林市に、ミャンマーのロヒンギャ族約200人がひっそりと暮らしている。日本で難民として認定されず、仕事や医療面で苦境にある人々も少なくない。
出典 ロヒンギャ支援に4億円 外相表明 – goo ニュース

アウンさんはミャンマーで生まれ育ったが、出身地のラカイン州では、身に覚えのない爆発事件に関与したと疑われ、当局から連日事情聴取や暴行を受けたという。日本なら難民として受け入れられると期待して、2006年に逃げてきた。
出典 ロヒンギャ支援に4億円 外相表明 – goo ニュース

館林市には、日本にいる約230人のロヒンギャ族のうち約200人が暮らし、市内の住宅街にはモスク(イスラム教礼拝所)がある。会社を経営するロヒンギャ族の一人の男性を頼って館林市に集まり始めた。
出典 ロヒンギャ支援に4億円 外相表明 – goo ニュース

「仕事もできず病院にも行けず、自由に移動もできない。ミャンマーも日本も同じだった」。館林市に住むロヒンギャ族の一人ムハマト・アドラさん(34)は漏らす。
出典 ロヒンギャ支援に4億円 外相表明 – goo ニュース

○ネットの声

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