2015年版自殺対策白書 若年層の自殺は「依然、深刻な問題」時間帯は午前0時前後が突出

政府は22日の閣議で2015年版自殺対策白書を決定した。全体の自殺者数が減少する中で、40歳未満の若年層は減少幅が小さいとして「依然、深刻な問題」と位置付けた。ニュースをまとめ。

○2015年版「自殺対策白書」を決定

自殺対策白書とは?
自殺対策白書は、自殺対策基本法(平成18年法律第85号)第10条の規定に基づき、我が国における自殺の概要及び政府が講じた自殺対策の実施の状況について、政府が毎年、国会に提出する年次報告書です。

政府は22日の閣議で2015年版自殺対策白書を決定した。全体の自殺者数が減少する中で、40歳未満の若年層は減少幅が小さいとして「依然、深刻な問題」と位置付けた。
出典 若年層の自殺「依然深刻」| 国内 | Reuters

政府は22日の閣議で、ことしの「自殺対策白書」を決定し、去年自殺した人は2万5000人余りで5年連続で減少した。
出典 自殺対策白書 メンタルヘルス対策の重要性指摘 NHKニュース

22日閣議決定された「自殺対策白書」によりますと、去年1年間に自殺した人は2万5427人で、前の年に比べて1856人、率にして6.8%減り、5年連続の減少となりました。
出典 自殺対策白書 メンタルヘルス対策の重要性指摘 NHKニュース

15歳から39歳の若年層では自殺が死因の最も多くを占めているとして、メンタルヘルス対策の重要性を指摘しています。
出典 自殺対策白書 メンタルヘルス対策の重要性指摘 NHKニュース

自殺死亡率の推移
自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)も自殺者数と同様の傾向であり、平成10年に急上昇し、23年まで高い水準が続いていたが、24年は21.8、25年は21.4に低下した。

○男女や世代別に自殺に追い込まれやすい日付や時間帯を初めて分析

平成25年における死亡月別の自殺者数
男女別の月別の自殺者数の推移をみると、自殺統計によれば、男性、女性ともに「5月」に自殺者数が最も多くなっている。
また、男性では「11月」、女性では「12月」に自殺者数が最も少なくなっている。

白書では、男女や世代別に自殺に追い込まれやすい日付や時間帯を初めて分析。
出典 「40歳未満男性、午前0時台の自殺最多」 News i – TBSの動画ニュースサイト

主婦や求職者を含む20、30歳代の自殺した無職者2526人のうち、引きこもりや就職の準備をしていないニート(若年無業者)など「その他の無職者」が7割以上の1812人に上った。
出典 時事ドットコム:無職者、高い自殺リスク=3年連続3万人下回る−政府白書

その結果、40歳未満の男性では、午前0時台に突出して自殺が多いことがわかりました。
出典 「40歳未満男性、午前0時台の自殺最多」 News i – TBSの動画ニュースサイト

内閣府は理由について、「若い人がうつ状態になると眠れなくなることが多く、家族が寝静まった頃に自殺を図ってしまうのではないか」という専門家の見方を紹介している。
出典 若い男性の自殺 午前0時頃が最多~内閣府| ytv 読売テレビ ニュース&ウェザー

自殺原因はうつ病、統合失調症といった精神疾患が多く、これ以外では、就職失敗や生活苦、人間関係のトラブルなどだった。
出典 時事ドットコム:無職者、高い自殺リスク=3年連続3万人下回る−政府白書

○全体の自殺件数は減少したが若年層が高止まる

平成25年における男女別の年齢階級別の自殺者数の構成割合
平成25年における年齢階級別の自殺者数をみると、60歳代が最も多いが、さらに、男女別でみると、40歳代から60歳代の男性で全体の約4割近くを占めている。

自殺した人を年代別で見てみますと、最も多かったのが、60歳代の4325人で17%、次いで40歳代が4234人で16.7%、50歳代が4181人で16.4%などとなっていました。
出典 自殺対策白書 メンタルヘルス対策の重要性指摘 NHKニュース

死因に占める自殺の割合を年代別に見てみますと、20歳から24歳が51.7%で最も高く、次いで25歳から29歳が49.2%、30歳から34歳が40.9%などと、15歳から39歳までは年代では自殺が最も高くなっていました。
出典 自殺対策白書 メンタルヘルス対策の重要性指摘 NHKニュース

18歳以下では、学校の長期休み明けの4月上旬と9月1日の自殺者数が多いことから、白書は「(これらの時期の)児童・生徒の変化を把握し、学校や地域、家庭で対応を集中的に行うことが効果的」と指摘した。
出典 男性若年層自殺、多い時間帯は午前0時台…白書 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

平成25年における職業別自殺者数の構成割合
平成25年の職業別の自殺の状況をみると、自殺統計によれば「無職者」が最も多い。
「無職者」の内訳をみると、「その他の無職者」が最も多く、次いで「年金・雇用保険等生活者」、「主婦」、「失業者」の順となっている。

○メンタルヘルス対策の重要性を指摘


出典 amanaimages.com

18歳未満の男女では、学校の休み明けとなる9月1日が最も多く、次いで4月上旬が多くなっています。
出典 「40歳未満男性、午前0時台の自殺最多」 News i – TBSの動画ニュースサイト

15歳から39歳の若年層では、仕事疲れや職場の人間関係、仕事の失敗を理由に自殺する人が多いとして、新入社員や若手社員に対するメンタルヘルス対策の重要性を指摘しています。
出典 自殺対策白書 メンタルヘルス対策の重要性指摘 NHKニュース

白書は効果的な自殺防止策として、電話相談業務の深夜延長などを挙げた。
出典 男性若年層自殺、多い時間帯は午前0時台…白書 – BIGLOBEニュース

白書は若年層対策として、繁華街での街頭パトロールや、深夜も営業しているコンビニエンスストアなどで相談先を案内するといった取り組みが有効と指摘。
出典 時事ドットコム:無職者、高い自殺リスク=3年連続3万人下回る−政府白書

「地域レベルで支えていくことが必要」としている。
出典 時事ドットコム:無職者、高い自殺リスク=3年連続3万人下回る−政府白書

○ネットの声

自殺対策白書 – 内閣府

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