加害者の出版「法整備以外の方策ない」神戸事件遺族が要望書を提出 「サムの息子法」日本でも制定すべき?

神戸市の連続児童殺傷事件の加害男性(33)が手記を出版したことについて、殺害された土師淳君=当時(11)=の父守さん(59)は要望書を提出した。ニュースをまとめ。

○神戸事件遺族が要望書


加害者の出版を法規制するよう求める要望書を自民党のプロジェクトチームに提出する土師守さん(左端)

神戸市の連続児童殺傷事件の加害男性(33)が手記を出版したことについて、殺害された土師淳君=当時(11)=の父守さん(59)は要望書を提出した。
出典 加害者の出版、法規制を 「絶歌」問題で遺族が要望書 – 産経ニュース

今後は被害者や遺族の二次被害を防ぐため、加害者の出版を法規制するよう求める要望書を自民党の司法制度調査会犯罪被害プロジェクトチームに提出した。
出典 加害者の出版「法整備以外の方策ない」神戸事件遺族が要望書 — スポニチ Sponichi Annex 社会

鳩山氏は「被害者の遺族をおもんぱかり、守る制度は必要。真剣に考えたい」と話した。
出典 加害者の出版、法規制を 神戸事件遺族が要望書 – 47NEWS(よんななニュース)

○「法整備以外にない」

鳩山邦夫
自民党司法制度調査会犯罪被害プロジェクトチーム座長の鳩山邦夫衆院議員

要望書では「遺族は心臓をえぐり取られるほどの苦痛を受け、その苦しみが軽減することはない」と心境をつづり
出典 加害者の出版、法規制を 「絶歌」問題で遺族が要望書 – 産経ニュース

加害者や出版社に多額の利得があることから、今後も同様の書籍や映画などが作られることが予想されると指摘。
出典 加害者の出版、法規制を 「絶歌」問題で遺族が要望書 – 産経ニュース

「自主的な対応をすることは期待できず、法整備以外に方策がない」とした。
出典 加害者の出版、法規制を 「絶歌」問題で遺族が要望書 – 産経ニュース

○記者会見する土師守さん


加害者の出版を法規制するよう求める要望書を提出後、記者会見する土師守さん(右)

手記は、男性が自分の生い立ちや事件、社会復帰後を振り返った内容で、出版前に遺族側へ連絡はなかった。
出典 加害者の手記、無断出版禁止を…殺傷児童の遺族 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

会見で守さんは「事件から18年かけて立ち直りかけてきた時に(出版で)再度の精神的被害を受けた。加害男性に抱いてきた私たちの思いも踏みにじられた」と怒りをにじませた。
出典 神戸新聞NEXT|社会|神戸連続児童殺傷 「絶歌」出版に遺族が法規制要望

さらに「元少年A」と匿名で出したことに、「成人男性が少年法の陰に隠れて責任を回避しているのは非常におかしい」と批判した。
出典 神戸新聞NEXT|社会|神戸連続児童殺傷 「絶歌」出版に遺族が法規制要望

○遺族は出版社に回収を求めていた

手記「絶歌」は6月に太田出版(東京)から出版された。
出典 加害者の出版「法整備以外の方策ない」神戸事件遺族が要望書 — スポニチ Sponichi Annex 社会

ベストセラーランキングの上位に入る一方、書店や図書館が販売や貸し出しを自粛するなど議論を呼んでいる。
出典 加害者の出版「法整備以外の方策ない」神戸事件遺族が要望書 — スポニチ Sponichi Annex 社会

守さんは出版後に「なぜ私たちを苦しめるようなことをしようとするのか、全く理解できません」とのコメントを出し、出版社に回収を求めていた。
出典 加害者の出版、法規制を 「絶歌」問題で遺族が要望書 – 産経ニュース

○「サムの息子法」日本でも制定すべき?


犯罪被害者や遺族の訴えに基づいて、補償に充てる「サムの息子法」と呼ばれる法律が定められている

1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の加害者である「元少年A」(32)の手記『絶歌』をめぐり、「世に出すべき本ではない」と批判が噴出している。
出典 「絶歌」出版で注目の「サムの息子法」日本でも制定すべき? 弁護士たちの賛否両論 (弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース

特に注目されているのが、著者が受け取る「印税」の使い道だ。
出典 「絶歌」出版で注目の「サムの息子法」日本でも制定すべき? 弁護士たちの賛否両論 (弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース

版元の太田出版によると、男性は「被害者への賠償金の支払いに充てる」と話しているそうだが、支払いに充てる義務があるわけでもなく、「金儲けのために出版するのは良くない」という批判もある。
出典 「絶歌」出版で注目の「サムの息子法」日本でも制定すべき? 弁護士たちの賛否両論 (弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース

アメリカでは、犯罪者による手記の出版など、自ら起こした事件に関連して得た利益を差し押さえ、犯罪被害者や遺族の訴えに基づいて、補償に充てる「サムの息子法」と呼ばれる法律が定められている。
出典 「絶歌」出版で注目の「サムの息子法」日本でも制定すべき? 弁護士たちの賛否両論 (弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース

○「サムの息子法」とは?

デビッド・バーコウィッツ
1976年から1977年にかけて、ニューヨークで若い女性やカップルら13人を44口径の拳銃やショットガンで銃撃(一人は刃物で刺)して6人を殺害し、8人に重軽傷を負わせた。
被害者に性的暴行を加えておらず、金品も奪わなかったが「サムの息子(Son of Sam)」 という名でマスコミや警察に支離滅裂な内容の手紙を送りつけ、町を恐怖のどん底に突き落とした。

「サムの息子」の名で若い女性などを殺害した連続殺人者デビット・バーコウィッツが、犯罪手記を出版しようとしたことをきっかけに、1977年にニューヨーク州で制定された。
出典 「絶歌」出版で注目の「サムの息子法」日本でも制定すべき? 弁護士たちの賛否両論 (弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース

この法は、犯罪活動の結果として直接取得した金銭を押収することを意図している。
出典 サムの息子法 – Wikipedia

犯罪加害者が自らの犯罪物語を出版・販売して利益を得ることを阻止する目的で制定された。
出典 サムの息子法 – Wikipedia

犯罪者が自らの事件を商業的に利用して得た金銭を奪うことにより、犯罪の収益性を除去するため、また、犯罪者が自分の罪の悪評を活用できないように作られている。
出典 サムの息子法 – Wikipedia

○日本でもこのような法律を作るべきだという声


『絶歌』出版を受けて、日本でもこのような法律を作るべきだという声があがっている
出典 www.gettyimages.com

「サムの息子法」のように、犯罪を引き起こした人が、その犯罪に関する情報をもとに稼いだお金を差し押さえ、被害者に渡すような法律を制定すべきなのか。
出典 「絶歌」出版で注目の「サムの息子法」日本でも制定すべき? 弁護士たちの賛否両論 (弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース

『絶歌』出版を受けて、日本でもこのような法律を作るべきだという声があがっている。
出典 「絶歌」出版で注目の「サムの息子法」日本でも制定すべき? 弁護士たちの賛否両論 (弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース

出版の賛否についてはともかく、今回の騒動が被害者の救済について考えるきっかけになったのは、確かなようだ。
出典 『絶歌』品切れ続出で注目される「サムの息子法」とは? – エキサイトニュース

○ネットの声

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