南海トラフ 年間6cm海底が移動…巨大地震が発生しやすいことが裏付けられた

巨大地震の発生が警戒されている静岡県沖から九州沖にかけての南海トラフ(海溝)で、陸側のプレート(岩板)の海底が年間2~6センチ・メートル移動しているのを観測したと、海上保安庁が18日発表した。ニュースをまとめ。

○海底プレート年6センチ移動


南海トラフ地震想定震源域で海保がとらえた海底の動き。
静岡県沖では年6センチ、宮崎県沖では2センチ移動していることが判明した

海上保安庁は18日、南海トラフ巨大地震の想定震源域の海底で、東日本大震災以降の約4年間に観測した地殻変動の調査結果を初めて公表した。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

南海トラフ地震の想定震源域で、初めて観測された海底の移動速度。
出典 海底の移動速度 – BIGLOBEニュース

巨大地震の発生が警戒されている静岡県沖から九州沖にかけての南海トラフ(海溝)で、陸側のプレート(岩板)の海底が年間2~6センチ・メートル移動しているのを観測
出典 陸側プレート、年最大6センチ移動…南海トラフ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

調査結果は、地震予知連絡会などで震源域や津波の大きさ予測などの参考にされる。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

○南海トラフとは?

南海トラフ
南海トラフは東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形

南海トラフは東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

海保によると、海側プレートが陸側プレートの下に年5~6センチ潜り込んでいる。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

陸側プレートは、その下に沈んでいく海側プレートに引っ張られており、地震の原因となるひずみがたまる。
出典 陸側プレート、年最大6センチ移動…南海トラフ – BIGLOBEニュース

海と陸のプレートの境界部分が強く固着していると、陸のプレートが引きずり込まれる際に、地震を起こすエネルギーを蓄積する。
出典 南海トラフ震源域 海底プレート年6センチ移動 海保 | 地震予測検証・地震予知情報 / 防災情報【ハザードラボ】

○今後予想される南海トラフ巨大地震


南海トラフ地震 被害震度津波全国図

南海トラフ巨大地震は、フィリピン海プレートとアムールプレートとのプレート境界の沈み込み帯である南海トラフ沿いで発生する巨大地震のことである。
出典 南海トラフ巨大地震 – Wikipedia

次に発生する可能性のある地震として、従来よりも幅広くM8 – 9クラスの地震を対象としている。
出典 南海トラフ巨大地震 – Wikipedia

想定すべき最大クラスの地震・津波により、死者は最大32万3千人、220兆3千億円の経済被害が出る。
出典 南海トラフ巨大地震(なんかいとらふきょだいじしん)とは – コトバンク

これは国内総生産(GDP)の42%、東日本大震災の10倍を超える規模。
出典 南海トラフ巨大地震(なんかいとらふきょだいじしん)とは – コトバンク

○海底の移動が、場所によりばらつきがある

同庁は2011年から、15地点で海底の移動速度を調べてきた。
出典 陸側プレート、年最大6センチ移動…南海トラフ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

15カ所の観測点では陸側プレートが年2.2センチ~5.8センチ移動していた。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

移動が最も大きかったのは静岡県沖の5.8センチ。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

次いで和歌山県沖の5.6センチ、愛知県沖と高知県沖の5.1センチ。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

プレートに引きずられて起きる海底の移動が、年間約2〜6センチと場所によりばらつきがあることが初めて確認された。
出典 海底のひずみにばらつき=南海トラフ震源域で初観測—津波予測に活用・海保 – WSJ

○GPSで測量


出典 amanaimages.com

観測点の海底に音波を受送信する機器を設置。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

全地球測位システム(GPS)で位置を特定した海上の測量船から音波を出し、海底の機器から反射波が戻るまでの時間を計測することで、観測点の現在地を把握し、周辺の地殻の動きを調べた。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

わずかな動きを海底でとらえることは技術的に難しく、4年間に蓄積されたデータの分析によって今回初めて検出につながったという。
出典 南海トラフ震源域 海底プレート年6センチ移動 海保 | 地震予測検証・地震予知情報 / 防災情報【ハザードラボ】

○「巨大地震が発生しやすい地域であることが裏付けられた」


南海トラフと西日本の地形

陸側プレートが引きずり込まれることでひずみがたまり、この力が解放される際に地震が起きる。
出典 南海トラフ震源域の海底、年最大5.8センチ移動 海保調査  :日本経済新聞

その動きをとらえた観測で、専門家は「巨大地震が発生しやすい地域であることが裏付けられた」と話している。
出典 陸側プレート、年最大6センチ移動…南海トラフ – BIGLOBEニュース

名古屋大学の山岡耕春教授(地震・火山学)は「陸側と海側が同じ速度の場所ほど大きな地震が発生しやすい。今回の観測で、巨大地震の発生メカニズムの解明が進む」と期待している。
出典 陸側プレート、年最大6センチ移動…南海トラフ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

データは地震予知連絡会などに提供され、震源域の特定や津波予測の精度向上に役立てられるという。
出典 海底のひずみにばらつき=南海トラフ震源域で初観測—津波予測に活用・海保 – WSJ

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